立正大学経営学部TOP > 佐藤一義教授プロログ > 2009年7月
2009年7月14日 16:44
イギリスで生活していた家は、日本には無いような広いガーデンや立派なキッチンがあるので、
想像以上の快適さを味わいましたが、逆に、「イギリスならではの問題」もありました。
そのうちいくつかを紹介します。
● 水の問題
イギリスの水は、日本に比べるとカルシュウム分がかなり多い水で、
いわゆる「硬水」といわれるもので、いくつかの問題を引き起こします。
・たとえば、湯沸し器の中は、あっという間に真っ白なカルシュウムが付着してしますので、
定期的に専用薬かお酢で洗浄しなければなりません。
・自動食器洗い器は、カルシュウムの付着を防ぐために、
らかじめ専用の「塩」を1キログラム位水と混ぜるような装置がついているほどです。
・イギリスの水で長く洗濯すると、白いものが灰色になったり、色物が変化したりするらしく、
洗濯機の洗剤には、これを防ぐ添加剤が売られています。
● 電気製品の問題
イギリスの電化製品は、一言でいえば粗悪品が多いと言えます。
・キッチンの冷蔵庫は、二昔前の日本の冷蔵庫がそうであったように、
時間がたつと氷が冷凍室内を覆うようになり、掃除が大変でした。
・電球は、すぐに切れるので、かなりの数を予備に手に入れなければなりませんでした。
中には、切れた電球を新しいものと取り替えた瞬間に切れたものもありました。
切れた電球のの一部
● ゴミの問題
ケンブリッジ市のゴミの回収は、2週間に一度なので、巨大なゴミ箱に貯めておくしかありません。
夏場は、そのゴミ箱が、異臭を放つやら、しまいにはウジ虫が大量発生をします。
でも、結構分別が進んでいるので、感心しました。(環境問題にうるさいEUらしさです)
粗大ゴミは、郊外にある処理センターまで自分で運ばなければならないことが、少し面倒でした。
● 食の問題
イギリスは世界で一番料理のまずい国として有名ですが、あながちウソではないようです。
・特に、外食で安いものには注意が必要です。
高速道路にたくさんあるドライブ・イン(イギリスでは " servise " と道路標識に書かれています)
の食べ物は、はっきりいって頂けません。
・しかし、それなりの値段を出すと、事情が変わってきます。
・また、食材では、日本より美味しいものがいくつもあります。
次回は、そんな "美味しいもの"についてお話します。
2009年7月 4日 12:36
前回は、ケンブリッジでの家探しの苦労話でしたので、その結果、やっと見つかり、1年間暮らした家を紹介します。
場所は、ケンブリッジ市の北の端で、ラヴェル・ロード(Lovell Road)にありました。
ラベル・ロード
近くには"サイエンス・パーク"と呼ばれている先端技術の集積地(イギリスのシリコン・バレーとも呼ばれています)
があります。
ケンブリッジ大学は、オックスフォード大学より理工科系が強いと言われているせいかも知れません。
イギリスでは、住宅は大きく次の4つに区別されています。
● デタッチド・ハウス = 一戸建て住宅
● セミ・デタッチド・ハウス = 一戸建て住宅を縦に2等分した住宅
● テラス・ハウス = 何軒かの家がつながっている住宅(貴族階級から労働者階級までさまざま)
● フラット = いわゆるアパートと言われる集合住宅
我が家は、セミ・デタッチ住宅で、隣には90歳のおばあさんが住んでいました。
(このおばあさんについては、後のブログでお話しする予定です)
家の正面は下の写真のようですが、
家の裏にはかなり広い庭(バックヤード)があり、
その奥には、シェッドという、日本では1LDKぐらいの物置が付いています。
リビング・ルームはイギリスらしいインテリアです。
キッチンは、日本ではあこがれるぐらいの広さで、使い勝手も上々でした。
借りた家は、"full furnished "と言われている、生活に必要なもの(家具・ベッド・電化製品・食器など、タオルまで)
が全部ついているタイプの家でした。
1年間のこの家での生活は概ね "快適"と言えました。
もちろん、問題がないわけでもありませんので、次回、お話ししようと思います。


