立正大学経営学部

高見茂雄教授プロログ

2009年5月22日 11:13

5月20日,川崎市臨海工業地帯にある昭和電工さんのケミカルリサイクルプラントを見てきました

シャンプーの容器やポテトチップの袋などには「プラ」表示がありますが,自治体に集められた使用済みプラスティック資源ゴミを引き取り,ガス炉(写真)で,水素と二酸化炭素に変換する処理をやってます

思えば,石油化学工業は,原油から重合反応により,ポリエチレン,ポリプロピレン,・・・と高分子物質を作る処理を行っていますが,リサイクルプラントは全く逆の,単純物質にばらばらにする処理をしています

経営学的に面白かったのは,単に二酸化炭素と水素をばらばらに売るのではなく,水素は空気中に含まれる窒素と反応させてアンモニアを生産していることです.多くの化学メーカーは肥料メーカーから出発し,味の素と縁のある当社も もともとは肥料メーカーをルーツのひとつとしています.アンモニアというと主に肥料用途ですが,最近では車のヘッドライト樹脂,接着剤原料にも使われていることを知りました.

ただ,将来水素自動車が普及し,水素需要が高まると,案外水素のまま売ることになるかも知れません.

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資料の探し方

2009年5月15日 10:51

5月15日の学修の基礎Iの講義は,資料の探し方をテーマに,前半図書館の方に説明いただき,後半は私が「たとえばトヨタのプリウスについてどう調べるか?」という話をしました.

高校までの勉強と違って,大学の勉強は自分が好きなことを,調べる→考える→発表するというのが私の持論で,「面白い」のです.私も高校のときは物理や化学は嫌いだったけど,いまは化学産業を研究していて,エタン,エチレン,アセチレンはどう違うのか,どうやって作るのか?必要に迫られ勉強するのはとてもエキサイティングです

そこで,どうやって調べるかという技術がどうしても必要です.

2年生以上の学生諸君も,参考になると思いますので,共有フォルダーの下記階層に「資料の探し方(最終版)」というファイルをアップしましたので,活用してください

2009/経営学部/学修の基礎I/

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学会発表してきました

2009年5月11日 08:48

5月10日青山学院大学にて,日本ファイナンス学会全国大会があり,「ドルコスト平均法におけるリスク・リターン把握ー資産形成層の立場からー」というテーマで発表してきました

たとえば,サラリーマンが住宅購入資金を作ろうと,毎年給与から100万円ずつTOPIX ETF投信に積立ていくとして,いつごろ,どのくらいの確率で1000万円に到達するのか?」という問題を扱っています

投信のパフォーマンス評価は伝統的に運用期間末の平均値と分散を用いていますが,本件は期中の達成確率を明示的に示したことに特徴があります.

コメンテーターの先生からは数式展開の不備を指摘され,勉強になりましたが,実務家の方々にも興味をもって聞いてもらえたことには感激しました.

今後とも実務家の方々との交流を接点に研究を深めて行きたいと思います スライド.JPG