B'zのニューシングルビデオクリップでおなじみの軍艦島に上陸してきました。1年ほど前から,産業遺産や廃墟に興味があり,写真集ではよく眺める軍艦島。今年4月から上陸解禁となり,いずれは行きたいと思っていましたが,思い切って週末行ってきました。
端島はその姿が軍艦に見えることから軍艦島と呼ばれています。長崎半島の西4.5km,長崎港から南西19kmの沖合いにある小さな島ですが,明治期から三菱財閥により炭鉱開発が進み,最盛期には5,300人も生活していました。ところが,1974年に閉山・無人島となり,炭鉱施設や住居群は荒れるままにまかされています。
さて,前の日予習をかねて,近くの高島(この島は人が住んでいます)の高島石炭資料館を訪れました。展示品や年表がよく整理されています。長崎港まで帰るフェリーに時間があったので,岸壁から夕日の沈んだ軍艦島を臨みました(写真の舟の上の中央にある島。高島からおよそ1.5km先)
翌日,軍艦島上陸ツアーは長崎湾から小型船で出港。高島を過ぎると,結構揺れます。軍艦島の桟橋に横付けするときも大揺れ。やっとの思い出上陸できました。軍艦島には大型船は横付けできず,海が時化れば上陸不可能。後で聞けば,この日もぎりぎりの天候だっそうです。ラッキーでした。また,ツアーの参加者も18名と少なく,ガイドさんにたっぷり説明していただきました。この点もラッキー
上陸して,最初に目にするのは,ひび割れた岸壁。その間から見えるのは,等間隔でならんでいるコンクリート柱は石炭を運ぶコンベアの台座。その奥に見えるのは,小中学校の校舎です。
建物崩壊のリスクがありますので,見学できるところは,ごく一部分で,しかも柵で囲っています。しかし,軍艦島の存在感はきわめて重厚で,写真集で見る写真はその雰囲気をごく一部しか伝えていないという感をもちました。ごらんのように荒れ果てているのですが,80年以上の人の体臭が染み付いているようで,まるだ何かを語りかけているかのようです。私の真後ろにあるのが,日本一古い鉄筋コンクリート住宅30号棟です。
最後の写真は,帰りの船から撮った軍艦島。軍艦に見えますか?


