立正大学経営学部

吉田ゼミナール

吉田ゼミナール

1.ゼミの主要テーマ

profile_yoshida.jpg 当ゼミナールでは、フィールドワーク手法(現地調査・野外調査・企業実態調査)を用いながら、グローバル時代における中小企業の戦略経営を中心に学習を進めていきます。ここでいう「中小企業」の範疇は、ベンチャー企業から下請中小企業、商店街の小売店まで幅広く捉えます。担当教員の専門性からして、「地域と中小企業の発展」に関わる関係性や「まちづくり」のあり方についても議論していきたいと考えています。その際、「経営」における社会貢献・地域貢献の重要性についても一緒に考えていけたらと思います。
 2010年度は、(1)中小企業の事業承継(後継者)問題、(2)中小企業イノベーションと戦略的連携(異業種連携や共同受注)、(3)老舗中小企業の販路開拓、(4)商店街の活性化とまちづくりをテーマとして、各研究グループに分かれて調査研究・フィールドワーク活動を行っています。

2.ゼミの具体的テーマ設定と各学年の基本的な目標

 本ゼミナールでは、各学生の関心や問題意識のもとにフィールドワークを徹底的に行うことで、現実社会の現場から実社会で役に立つ実践的な知識を身につけていきます。各自の具体的なテーマについては、記述のとおりそれぞれのゼミ生の関心分野を聞きながら相談のうえ決定していますが、ゼミ生たちが現場から実社会で必要な経営学を基盤とする知識や能力を涵養できるよう、ゼミとして協働で取り組める「プロジェクト」を立ち上げ活動を行っています。具体的には、実際に中小企業と連携しながら新商品開発や販路開拓、ビジネスモデルの構築などに取り組んでいます。
 以上を踏まえた各学年の基本目標は以下のとおりです。
〈2年生〉基礎知識の習得、問題意識の発見、情報収集ノウハウの習得と実践、フィールドワーク手法の習得、プレゼンテーション法の習得と実践。プロジェクトの企画と実践。将来就く職業目標を見つける。(ゼミナール大会発表)
〈3年生〉2年生に学んだことの実践と応用。各研究テーマに関わるフィールドワークの実践。プロジェクトの企画と実践。ゼミナール大会発表。ゼミで達成していることを就職活動へ繋げる。
〈4年生〉これまで現場から実践的に学んだこと、教科書から学んだ知識を体系的に整理し、卒業論文を作成する。就職活動の実践。

3.ゼミ行事

 ゼミでは毎年、企業訪問、工場見学、商店街訪問、合宿等の行事を行います。2010年度は、JETRO東京本部、JETRO千葉事務所、アジア経済研究所、戸越商店街、武蔵小山商店街、燕商工会議所、新潟商工会議所(磨き屋シンジケート)、フジイコーポレーション株式会社、小林研業有限会社、小林工業株式会社、水原商工会、越後亀紺屋、新潟ふるさと村を訪問しました。ゼミ合宿は、夏休み中に新潟で行いゼミ生全員が参加しました。
 2010年夏合宿では、(1)連携企業においてオリジナルTシヤツづくり、顧客ニーズ・アンケート調査、(2)商店街視察と商店街の店主や利用者に地域ニーズ・アンケート調査、(3)中小企業視察とヒアリング調査(戦略的連携の実態調査、事業承継問題調査)等を実施しました。

4.期待するゼミ生像(担当教員からのメッセージ)

 ゼミナールは、自発的な学習の場です。各自問題意識を発見し、能動的かつ積極的に取り組む姿勢を期待します。自分たちにとって居心地のよい空間を自らの手で創り上げていってください。やる気のある方には徹底的に指導し個性を伸ばしながら飛躍できるよう支援します。

5.これまでのゼミ活動実績

  • 2008年度 商店街とのコラボレーション活動(活動内容衰退する商店街の中で、地域の交流空間となることを目的に、ゼミ生たちが「まちカフェ」を起業し、管理運営しました。)
  • 2009年度 中小企業の新商品共同開発活動(活動内容ゼミで消費者ニーズ調査を実施し、現代社会のニーズに合った商品開発に「越後亀紺屋」の染物伝統技能を応用し、新商品を開発しました。)
  • 2010年度 中小企業の新商品共同開発活動(2009年度の継続プロジェクト。新商品開発を継続しています。)
  • 2011年度 武蔵小山商店街との連携プロジェクトを現在検討中。