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鳥取でのインターンシップの感想文

2011年11月18日 11:28

鳥取でのインターンシップの感想文です!

「まちづくり論」を履修している学生が、9月3日から6日間鳥取で行ったインターンシップについての感想文を書いてくれました。
その中から、2つほど掲載します。感動ぶりが伝わりますので、是非読んでください。


『鳥取県においてのインターンシップの感想』 R H

鳥取空港に着いたとき、あぁやっと鳥取に来たなという実感が湧きました。その後バスで倉吉市へ移動しました。

鳥取の方々と直接話すことによって、今まで自分の視野がとても狭かったことに気が付きました。商品作りに於いてどんな想いがあり、どんな気持ちでどのように作ったのか、その人が何を考え、どうして行きたいのか、全てというわけではありませんが、東京にいたままだと分からなかったことが、鳥取へ直接行って、直接対話したことにより、行く前よりも考え方が大きく変化しました。

正直、鳥取に行く前、情報だけ頂いて東京だけで活動していた頃は、その商品がどのようなものなのかとか、どういったものなのかは、その情報でしか分かっていなかったし、そこまで情熱的には活動しておらず、ただなんとなく活動していたように思います。

商品を作った人がそこにいることによって、対話することによって、はっと気が付きました。このままではいけない、と。相手はモノづくりに於いて本気です。こちらが大学生だからといって上から意見を言うことはなく、同じ目線で商品に対する感想を求められたのです。これには本気で私も感想を書き、意見を述べました。

また、今までこのように、商品を作った方に直接感想や意見を言う機会がありませんでした。全く初めての経験だったので、自分自身が逆にとても為になったことは間違いありません。

発表においてもそうだったのですが、私はあまり自分の意見や質問を相手にぶつけるのが苦手です。今回のインターンシップへ行ったことにより、発表や意見を発言する機会が多く(というよりも、ほとんど)自分自身の成長へも繋がったと思います。

また、相手からも自分の発表の意見を頂くことにより、視野が広くなり、さらにアイディアが浮かびました。

その時、意見を頂いたときは浮かばなかったアイディアが、あとからよく考えてみると、新たな発見や想像へと繋がりました。

特に、はこた人形については、東京にいた頃は、商品開発に於いてストラップなどしか思いつかなかったのですが、鳥取で若い人がはこた人形をあまり知らないと聞いて、はこた人形を人形として拘らずに、チェスやオセロにしてみてはどうか、マトリョーシカのように様々な顔や服を着せた置物(インテリア)にしてみてはどうか、などアイディアが広がりました。

今回は本当に、直接鳥取へ行くことができてよかったです。ただなんとなく活動しているだけでは、相手に何も伝わらないということが分かったし、鳥取へ直接行くことによって、鳥取がどんなところか、どうして鳥取の商品を勧めているのか、など、自分なりに見つけることができたからです。

次に自分が見つけた鳥取・倉吉のいいなと思ったところを書いていきます。

まず、鳥取は食材が本当に新鮮で美味しかったです。食材の旨みを活かして、そのまま料理にしているものが多く、どれを食べても美味しいと感じました。

それから何と言っても人が温かいです。すれ違う方から挨拶して頂いたりとか、銭湯の入り方が分からず困っていたら、使い方を教えてくださったり、更には洗顔料までも頂いてしまいました。

私の中では、白壁土蔵でもいいですが、"温かい人がいる街、くらよし"というイメージです。

今回のインターンシップは自分において本当に為にもなったインターンシップでした。また機会があれば是非鳥取へ行きたいです。

私たちのインターンシップ活動において関わってくださった方々全てに感謝します。




『鳥取インターンシップを終えて』 T F

 今回のインターンシップでは、多くのことを見て、多くのことを経験することが出来ました。
 初日は、台風の影響が心配される中、無事に鳥取に到着することができ、倉吉まで行くことが出来ました。着いてまず感じたことは白壁土蔵群・赤瓦地域の町並みの美しさです。歴史を感じさせる日本家屋で統一された通りには京都などにも劣らない風情を感じました。昼食をいただいた赤瓦ダイニング佐々木では百年以上前に建てられた建物を改築しているため、内装もそのまま残っており、光を入れるための天窓など赤瓦地域の建物の特徴ついても教えていただきました。
 二日目のパープルタウンのクラカフェや赤瓦館のおやきやおやきの訪問では、自分たちが戸越銀座の銀六祭で販売しているものと同じだし醤油や金山寺味噌が販売されているのを見て感動しました。本当に商品の地元に来たということを実感しました。また商品の陳列方法や商品紹介のポップなど今まで私たちが行っていなかった販売の工夫がたくさん見られ、とても参考になりました。これらのことを次回の銀六祭で実践して売上向上を目指していきたいと思います。
 NPO未来や中部ふるさと広域連合、倉吉商工会議所、新産業共通基盤では人口が最も少ない県という鳥取県の現状やそれぞれが行っている様々な地域開発の取り組みなどを知ることができました。首都圏に住んでいるため普段はあまり知ることが無かった地方の現状の話を聞き、深刻な問題であると感じました。そしてその問題に実際に取り組んでいる倉吉の方々の話を聞き、私も将来何かしらの形で日本の地域活性化に関わっていきたいと思いました。

 三日目と五日目に訪問したBY吉田様やあじくら本舗様のところでは大学で行ってきたものとは違った本格的な商品開発会議を行うこと出来ました。二つの会議にて、自分の意見を出して参加することが出来たことは私自身にとってプラスになったのではないかと思います。また商品の製造元ということで、今まであまり詳しくは知らなかった商品が出来るまでのエピソードや商品に対する思いなどを聞くことができたので、今後の商品開発や販売に役立てると共に今まで以上に力を入れて取り組んでいこうと思いました。

私は黒らっきょうサイダーの担当であるためサイダーについての会議が出来なかったことは残念ではありますが、宝福一の工場長さんよりコメントをいただくことができたため、これを参考に提案をより良いものにしていきたいと思っています。

三日目の午後に訪問した鳥取短大ではお互いに今までの活動や授業の内容を発表し合い、グループごとに歓談をしました。歓談の席ではお互いに遠慮してしまう場面もあり、あまり話すことが出来なかったため、そこは反省すべき点であると感じました。

その後に訪問した農園では、砂丘という特有の環境を利用してぶどうやトリュフを栽培していることや、観光型農園として営業していることなど、農業のあり方についても学ぶことができました。

四日目に訪問した農業大学校では梨の収穫体験をさせていただき、鳥取の自然を肌で感じることができました。その他にも農業の第六次産業化ということで、米粉や桜の葉を加工して作ったパンやケーキ、野菜や果物のジャムなどを試食させていただきました。提出したそれぞれを食べた感想がより良い製品づくりに役立ってほしいと思いました。
 度々設けていただいた夕食会の席では新産業共通基盤の森会長を始め、色々な方からお話を伺うことができました。需要が減って衰退しかかっていた半紙をつくる技術を利用して、和紙を使った灯りのインテリアを作ったり、食品でも今まで規格外であったり作業工程で出る屑として廃棄していたものを利用して新たな製品を作るなど多様な発想に感心し、地域活性化への熱意を強く感じました。また森会長が仰っていた"念ずれば花開く"という言葉のように、目標に決めたことを思い続け、努力を続けることで実現させたいと思います。

 今回のインターンシップを通じて多くの鳥取県倉吉の良さを発見することができました。鳥取には牛骨ラーメンや餅しゃぶ、開発中のあごだしラーメンといった名物となる料理がたくさんあると感じました。これは美味しい水や豊富な農水産物など豊かな自然によるものだと思います。他にも沢山の人の温かさを感じることができたことや、風情ある街並みなど多くの魅力を感じました。今まで鳥取のイメージは砂丘や二十世紀梨のイメージが強かったのですが、赤瓦の街並みや伝統工芸のはこた人形と倉吉絣、豊かな自然に美味しい料理など様々な鳥取を見て、触れて、感じることで今までとは違ったイメージをもつことができました。

 それだけではなく、まちづくり論の受講生と池上ゼミのメンバーもより親睦を深めることや、地域活性化のための取り組みや第六次産業について実際を見聞きすること、商品開発会議の経験など今までなかったものを得ることができました。費用は自己負担ではありましたが、それ以上の有意義な時間を過ごすことができたため、参加して良かったと思っています。この実習を実現させてくれた池上教授と倉吉商工会議所の柴田様を始め、すべての関係者の方に感謝しています。ありがとうございました。