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意思決定会計論講師 藤 井 博 義

土曜日3時限

講義の狙いと留意点
 管理会計は意思決定会計と業績評価会計に大別されます。本講義は、意思決定会計を対象とします。意思決定会計は、経営者に意思決定に有用な管理会計情報を提供するための会計です。言い換えれば、経営者が経営上の諸問題を発見し、解決するために重要な会計です。本講義は意思決定会計の基礎的な知識の習得を目的として行います。
 本講義ではただ単に管理会計の技法を扱うだけでなく、管理会計が歴史的にどのように発展してきたのか、組織や経営の変化とどういう関係にあるのかという観点も含めて、説明したいと考えます。
 なお、受講生の反応みて内容を多少変更することがあります。
成績評価の方法
期末試験に出席点、小テストなどを加味し、評価します。
教科書
最初の講義で指定します。
参考書・指定図書
○岡野浩『日本的管理会計の展開−「原価企画」への歴史的視座−』(第2版)中央経済社
○岡野浩『グローバル戦略会計』有斐閣
○藤井則彦『財務管理と会計−基礎と応用−』(第3版)中央経済社

講義の内容
1回ガイダンス
2回管理会計の概要・意義について。
 会計学の中での管理会計の位置づけ、また組織の中での管理会計の役割や歴史について説明します。
3回経営と管理会計
 企業経営の実務や経営学と管理会計との関係を歴史的に説明し、現在の経営環境について確認します。
4回意思決定の定義とプロセスについて。
 意思決定とは何か、意思決定がどのようなプロセスを経て行われるのかを説明します。
5回財務諸表分析@
 収益性の分析、安全性の分析について説明します。
6回財務諸表分析A
 生産性の分析、キャッシュフロー分析について説明します。
7回原価について。
 原価についての基礎的な概念と用語について説明します。
8回CVP分析について。
 損益分岐点とは何かについて説明します。
9回業務的意思決定について。
 自製か購入かの意思決定、製品の価格に関する意思決定などについて説明します。
10回設備投資の意思決定について。
 回収期間法、投下資本利益率法、正味現在価値法、内部利益率法などについて説明します。
11回伝統的な原価計算
 伝統的な原価計算における問題点、とりわけ、間接費の配賦の問題点について説明します。
12回戦略的コストマネジメントについて。
 活動基準原価計算(ABC: Activity-based costing)について、説明します。
13回まとめと復習

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