| オリエンテーションTC | 講師 永 野 寛 子 |
| 火曜日 | 6時限 |
| 講義の狙いと留意点 |
| 現在、企業を取り巻く環境はつねに大きく変化している。その中で、企業が環境変化に対処し持続的競争優位を構築するための戦略的行動についての議論が重要となっている。 本講義では、経営学に関する概念や考え方を確認して、現代企業の課題や戦略的行動について考察するための基礎を形成することを目的としている。まず総論的に経営学の基本的な考え方や経営学研究の発展や変化について解説した上で、マネジメントの重要側面を明らかにする。さらに、戦略経営の視点からの諸議論を検討していく。 講義は、適宜、身近なケースやデータを紹介しながら進める予定である。 |
| 成績評価の方法 |
| 期末試験、出席状況を総合的に勘案して評価する。 |
| 教科書 |
| 特に指定しない。 |
| 参考書・指定図書 |
| 十川廣國著(2006)『経営学イノベーション1 経営学入門』中央経済社 |
| 講義の内容 | |
| 1回 | イントロダクション 講義の概要を説明する。また、経営学の研究対象や経済学との違いなどを述べ、経営学とは何かを概説する。 |
| 2回 | 経営学研究の進展と組織観(1) 1900年代から1960年代の経営学研究に関する基本的思考の変化と主な学説を解説する。 |
| 3回 | 経営学研究の進展と組織観(2) 1960年代から現在の経営学研究に関する基本的思考の変化と主な学説を紹介する。 |
| 4回 | 現代企業の特徴と経営の重要側面 現代の経営環境を考察し、現代企業の特徴や経営の仕組みを明らかにした上で、企業経営において重要となる側面について述べる。 |
| 5回 | トップ・マネジメントと意思決定 トップ・マネジメントが組織上どのような位置付けになるかを総括した上で、トップが担う基本的な役割や意思決定およびリーダーシップについて明らかにする。 |
| 6回 | 経営戦略の概念と経営戦略論の変化(1) 経営戦略に関する概念を紹介し、経営戦略とは何かを明らかにする。また、伝統的な経営戦略論を紹介し、その特徴を解説する。 |
| 7回 | 経営戦略の概念と経営戦略論の変化(2) 前回に引き続き伝統的な経営戦略論を紹介した上で伝統的経営戦略論の限界を指摘し、経営戦略において必要とされる新たな視点を検討する。 |
| 8回 | 組織とマネジメントのあり方 組織とはいかなる概念であるか、およびその形態である組織構造にはいかなるものが存在するかを解説し、組織のマネジメントについて概説する。 |
| 9回 | 組織変革と組織学習 現代企業における組織変革の必要性に着目し、組織変革のためのトップ・マネジメントの役割と組織学習の重要性について述べる。 |
| 10回 | 価値創造プロセスの活性化 環境変化に対応した新製品・新事業開発について検討し、そのための組織のあり方を価値創造プロセスの活性化という観点から述べる。 |
| 11回 | 経営のための財務の基礎知識 経営分析の基礎について解説する。財務諸表の見方とその分析、損益分岐点分析などを紹介する。 |
| 12回 | 経営における新たな課題 多様化したステークホルダーに対するコーポレートガバナンスのあり方や社会的責任など、今日の企業が対処すべき新たな課題について解説する。 |
| 13回 | まとめ 本講義の内容を整理して復習する。 進捗状況により、内容を適宜変更します。 |