| 結合会計論 | 教授 榊 原 英 夫 |
| 火曜日 | 5時限 |
| 講義の狙いと留意点 |
| 本講義では、連結会計と結合会計の2つの会計領域について説明する。連結会計では、連結財務諸表(支配従属関係にある2つ以上の会社からなる企業集団を単一の組織体とみなして,親会社が当該企業集団の財政状態および経営成績を総合的に報告するための財務諸表)の作成方法を中心に説明する。具体的には、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結キャッシュ・フロー計算書の作成方法や在外子会社の財務諸表の換算方法などを説明する。結合会計では、企業合併、株式交換、株式移転などの企業結合(ある企業またはある企業を構成する事業と他の企業または他の企業を構成する事業とが1つの報告単位に統合されること)に関する会計処理を中心に説明する。 |
| 成績評価の方法 |
| 定期試験の評価 |
| 教科書 |
| 榊原英夫著「財務会計の基礎」(改訂版)(同文舘) |
| 参考書・指定図書 |
| 監査法人トーマツ(編)「連結会計ハンドブック」(中央経済社) |
| 講義の内容 | |
| 1回 | 連結財務諸表の基礎 (1)連結財務諸表導入の経緯 (2)連結財務諸表の種類と目的 (3)一般原則 (4)連結の範囲 |
| 2回 | 連結貸借対照表−その1 (1)投資勘定と資本勘定の相殺消去 (2)投資消去差額が生じる場合の相殺消去 (3)少数株主持分が生じる場合の相殺消去 |
| 3回 | 連結貸借対照表−その2 (1)時価による評価差額が生じる場合の相殺消去 (2)時価による評価差額が生じる場合の相殺消去(税効果会計を適用する場合) (3)債権・債務の相殺消去 |
| 4回 | 連結損益計算書−その1 (1)連結会社相互間の取引高の相殺消去 (2)未実現利益の消去 (3)未実現利益の消去(税効果会計を適用する場合) |
| 5回 | 連結損益計算書−その2 (1)連結決算に入る前段階で必要な処理 (2)総合演習 |
| 6回 | 在外子会社の財務諸表の換算−その1 (1)テンポラル法による換算方法 (2)テンポラル法の論拠と問題点 |
| 7回 | 在外子会社の財務諸表の換算−その2 (1)決算日レート法による換算方法 (2)決算日レート法の論拠と問題点 |
| 8回 | 在外子会社の財務諸表の換算−その3 (1)状況別換算法による換算方法 (2)状況別換算法の論拠と問題点の説明など |
| 9回 | 連結キャッシュ・フロー計算書−その1 (1)連結キャッシュ・フロー計算書導入の経緯 (2)連結キャッシュ・フロー計算書の意義 |
| 10回 | 連結キャッシュ・フロー計算書−その2 (1)資金の範囲 (2)結キャッシュ・フロー計算書の様式 |
| 11回 | 企業結合の会計−その1 (1)企業結合の定義 (2)「取得」と「持分の結合」の識別 |
| 12回 | 企業結合の会計−その2 (1)パーチェス法 (2)持分プーリング法 |
| 13回 | 企業結合の会計−その3 (1) のれんの本質 (2)のれんの会計処理 |