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実際原価計算非常勤講師 柳 田   仁

木曜日4時限

講義の狙いと留意点
 本講義では、実際原価計算の基礎理論と計算技法に関して学ぶ。実際原価計算は、主に企業内部における生産活動を貨幣的に評価・記録・計算して、製品・サービス原価等を算出して、その情報を財務諸表作成等のために提供することにある。
 授業の組み立てとしては、最初に工業簿記・原価計算の特質を述べるとともに、原価概念、原価計算の意義・目的等に関して理解する。次に原価計算の3ステップ、すなわち第1ステップでは原価の種類別計算である費目別計算、第2ステップでは原価の場所別計算である部門別計算、第3ステップでは原価の負担者別計算である製品別計算に関して学ぶ。
 日商簿記検定・各種試験を受けるための基礎知識程度は、是非、習得して欲しい。計算技法習得のための指導は、出席者全員が理解できるように丁寧に行うが、10分程度でもよいから必ず予習・復習をして欲しい。
成績評価の方法
原則として、定期試験の成績に、平常点を加味して評価する。
教科書
三代澤経人・柳田 仁監修著『新版 工業簿記の基礎』同文舘出版
参考書・指定図書
○小川きよし・小澤康人編著『原価会計の基礎』創成社
○柳田・竹森・大迫『原価計算教室』中央経済社
○柳田 仁編著『会計の基礎ハンドブック』(4月刊予定)創成社

問題集については講義中に随時指示します。

講義の内容
1回はじめに
 原価計算の主な対象である工業経営の特質
 広義の会計学の一部としての原価計算
2回原価の概念
 原価の本質
 原価の分類
3回原価計算の形態と目的
 形態による分類
 5つの目的
4回原価の費目別計算@
 材料費の計算
5回原価の費目別計算A
 労務費の計算
6回原価の費目別計算B
 経費の計算
7回原価の部門別計算
 部門費計算の意義
 製造間接費と部門別計算
 原価部門の設定
 部門個別費と部門共通費
8回部門費の第1次集計
 部門費を製造部門と補助部門とに集計
9回補助部門費の製造部門への配賦@
 全般的説明
 直接配賦法
10回補助部門費の製造部門への配賦A
 相互配賦法等
11回原価の製品別計算@
 その意義
 個別原価計算の意義と計算
12回原価の製品別計算A
 総合原価計算の意義
 仕掛品の評価
13回原価の製品別計算B
 単純総合原価計算
 その他の総合原価計算

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