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ゼミナール2(2年)教授 秦 野   眞

木曜日2時限

講義の狙いと留意点
 本ゼミナールの中心課題は、現代に至る日本の経済発展に対応する金融システムを歴史的に考察すると同時に、今後の金融システムのあるべき姿を模索することにある。
 こうした課題に取り組むためには、まず何よりも参加者の知的な 「興奮」 が必要である。幸か不幸か日本の経済と金融秩序は劇的な変革の時代に直面している。はっきりいって 「面白い」。なによりもプロゼミナールの参加者は現代という時代の変化をまず 「実感」 していただきたい。そのためには、新聞、週刊誌、TVからはもちろんの事、銀行・企業倒産の噂話まで、あらゆる事象に興味をもってほしい。そうした情報収集の目的や動機は多様であってよい。よしんばそれが預金防衛、金融機関選別、株式を含む有価証券投資など極端に言えば何でも構わない。
 自らの利害や知的な興味に基づいて収集した雑多な知識や情報をいかに組み立てていくか、知識の体系化は学問の出発である。
 ただし、既に多くの先達が特に金融に関わる諸問題については、それを解釈しまた解決するための多くの知的な遺産・理論を残している。そうした遺産である金融理論を諸分野において学ばなくてはならない。学ぶべき分野を学ぶべき羅列すれば以下の通りである。
 (1)貨幣(論)、(2)金融市場(論)、(3)利子(論)、金融機関(銀行、保険、証券)と制度、(4)金融政策
 もちろん、こうした諸分野を一層大きく体系化したJ.M.Keynes等の大理論家の業績や思想は知的な興奮から学問的な 「興奮」 をよぶものとして改めて学びたい。
 指導員の講義・説明に合わせ、本来のセミナーの形として各参加者の発表と討議を期待する。なお、取り敢えず参考書指定図書の文献を受講前に読むものとして勧めて置く。
成績評価の方法
 定期の発表と年度末の論文で評価する。
参考書・指定図書
 岩田規久男 「金融入門」(岩波書店)
 翁邦雄・植田和男 「金融・入門」 JICC出版局
 貝塚啓明 「金融論」(放送大学教育出版会)
 斉藤精一郎「現代金融入門」(日経新聞社)
 鈴木淑夫・岡部光明編「日本の金融」(東洋経済)

講義の内容
講義内容は最初の授業で説明します。

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