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労務管理非常勤講師 阿座上   剛

土曜日5時限

講義の狙いと留意点
近年、日本企業を取り巻く環境は大きく変化し、それに伴い、正規従業員の削減と「雇用の流動化」、非正規従業員の利用の拡大、労働時間制度の弾力化、賃金水準の抑制と「成果主義賃金」の導入など、人事労務管理の分野においても大きな変化が見られる。本講義では、これまでの日本における人事労務管理の諸制度を論ずると同時に、近年の動向をふまえ事例としながら、人事労務管理の基本的な内容やそこにある重要な問題点を明らかにしていく。
成績評価の方法
出席態度と期末試験およびレポートの総合評価
教科書
第1回講義時に指定する
参考書・指定図書
○佐藤弘樹・玄田有史『成長と人材―伸びる企業の人材戦略』勁草書房、2003年
○玄田有史『仕事の中の曖昧な不安―揺れる若年の現在』中央公論社、2001年/中公文庫、2005年
○土田道夫・山川隆一編『成果主義人事と労働法』日本労働研究機構、2003年
○荒井一博『教育の経済学―大学進学行動の分析』有斐閣、1995年

講義の内容
1回開講:授業計画と講義概要
環境変化と労務管理
バブルの崩壊と円高 国際化 情報化 技術の高度化 高齢化 女性化 個性化
2回終身雇用慣行とその変容
 学卒新規採用と中途採用 転職 定年延長と早期退職制度 役職定年制
3回年功賃金とその変容
 年功賃金の形成要因 年功賃金の実態 年功賃金の崩壊要因
4回新しい賃金形態
 職能給と年棒制
5回人事考課と職能資格等級制度
 能力考課 情意考課 業績考課 職能等級 資格
6回企業別組合の現状と課題
 職業別組合 産業別組合 企業別組合の構造と機能
7回経営参加(1)世界における経営参加の動向
 ドイツの共同決定参加 ヨーロッパにおける経営参加 ユーゴスラビアにおける労働者自主管理
8回経営参加(2)日本における経営参加
 労使協議制の実態と問題
9回労働の人間化(1)世界における労働の人間化
 職務拡大・職務充実 スカンジナビアにおける自立的作業集団
10回労働の人間化(2)日本における労働の人間化
 小集団自主管理の特徴と課題
11回小集団活動の課題と問題点
 QCサークル活動 TQC ZD運動
12回労働法の新局面
 労働基準法の改正 新しい労働時間管理
13回期末試験(単位認定)

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