| 労務管理史 | 非常勤講師 阿座上 剛 |
| 土曜日 | 5時限 |
| 講義の狙いと留意点 |
| 本講義は、労務管理の歴史をアメリカの事例を中心にみていく。アメリカにおける工場労働管理の理論と実践を歴史的に考察し、労働がどのように変化してきたのかということとその問題点を考察することが講義の狙いである。 |
| 成績評価の方法 |
| 出席態度と期末試験およびレポートの総合評価 |
| 教科書 |
| 第1回講義時に指定する |
| 参考書・指定図書 |
| ○スチュアート・クレイナー著、嶋口充輝監訳『マネジメントの世紀1901―2000』東洋経済新報社、2000年 ○宮田矢八郎『経営学100年の思想:マネジメントの本質を読む』ダイヤモンド社、2001年 ○中川誠士『テイラー主義生成史論』森山書店、1992年 ○C. Iバーナード著、山本安次郎訳『経営者の役割』ダイヤモンド社、1968年 ○ヘンリー・ミンツバーグ『H. ミンツバーグ経営論』ダイヤモンド社、2007年 |
| 講義の内容 | |
| 1回 | 開講:授業計画と講義概要 アメリカにおける労働と管理の前史 |
| 2回 | テイラー・システム(1) テイラー・システムの形成とその歴史的要因 課業の設定 |
| 3回 | テイラー・システム(2) 課業管理の諸制度とテイラー・システムの本質 |
| 4回 | フォード・システム(1)(フォード・システムの形成) 自動車産業の勃興 フォード社小史 移動組立方の導入 |
| 5回 | フォード・システム(2)(フォード・システムの確立と労働の変容) 流れ作業組織の編成 分業と労働の細分化 単純化 現代流れ作業 コンベア労働の特徴 |
| 6回 | 賃金形態の変遷と職務評価 初期能率給 差別的出来高制度 職務評価 職務給 |
| 7回 | ヒューマン・リレーションズ(1)ホーソン実験 証明実験 継電器(リレー)組立作業実験 |
| 8回 | ヒューマン・リレーションズ(2)(人間関係理論の内容と特徴) 社会的システムとしての経営組織 社会的人間観 感情の論理 インフォーマル組織の機能 |
| 9回 | ヒューマン・リレーションズ(3)(人間関係管理の諸技法) 労働意欲・態度調査 従業員PR制度 管理者・監督者訓練制度 |
| 10回 | 人間観の変容とマズローの欲求階層説 経済的人間観 機械的人間観 社会的人間観から自己実現的人間観へ |
| 11回 | X・Y理論と目標管理 X理論と命令・統制による管理 Y理論と統合・自己統制による管理 目標管理(目標の設定、実施、評定) |
| 12回 | 動機付け・衛生理論 動機付け要因(達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進、成長) 衛生要因(会社の製作と管理、監督技術、給与、対人関係、作業条件) |
| 13回 | 期末試験(単位認定) |